HISTORY

創造しているのはファッションではなく、紳士服の文化です

1894年に創業、本年で125年目となるKINDWARE(カインドウェア)。
KINDWAREという社名は、ラテン語で《家族、一族》・英語で《親切、品格》を表す言葉KINDと、
《器、商品》を表す言葉WAREを掛け合わせ、“優しさ”・“思いやり”を
私たちが生み出す商品を通じて世の中に伝えたいという想いが込められています。

1894明治時代に紳士服を手がけたベンチャー企業

歴史を辿れば、創業は1894年(明治27年)。初代 渡邊喜之助が東京・日本橋で渡喜商店を開業。始まりは古着洋服商でした。

当時は、紋付羽織袴の時代。洋装は中流階級の間にようやく浸透し始め、非常に珍しいものでした。もともと渡邊家は、秋田県佐竹藩の御典医を務めていました。

明治維新後に上京して、政治家や上流階級の洋服を買い集め、急速に近づく西洋文化に対して、これからは着物ではなく洋服の時代だと新しい市場を切り開いたのです。

いわゆる、日本のベンチャー企業の先駆けを果たし、現在のカインドウェアの礎を築いたのです。

初代 渡邊喜之助

1951日本のフォーマルウェアを定義したメーカーです

その後、三代目の渡邊国雄が「黒の礼服を主力商品にしよう」と日本初の“正装”という定義を世の中に提案しました。

核となる主力商品を生み出した後も常に紳士服業界に対して積極的な姿勢は変わらず、百貨店でのフォーマルコーナーの設置を投げかけ、今では日本全国の主要百貨店で弊社の商品を販売しております。

百貨店でのフォーマルコーナー

1968そして宮内庁御用達企業へ

また1968年(昭和43年)皇居新宮殿落成に際し、公式儀礼服一切(約700着)のご用命をあずかり、宮内庁御用達企業にもなるなど、品質に対しても怠ることなく研究を重ね、向上させて参りました。

今日では、“日本のフォーマルウェア = カインドウェア”と言われるまでに信頼と信用を築くことに成功しました。

公式儀礼服 宮内庁御用達

1971サヴィル・ロウを代表する最高級テーラー「ハンツマン」と技術提携

1971年にビスポークスーツの聖地 “サヴィル・ロウ” でも別格の最高級テーラー、ハンツマン社と技術提携を結びます。

「ハンツマン」は1849年創業。英国王室御用達テーラーであり、ROYAL WARRANT(ロイヤルワラント)に認定されているブランドです。顧客にはアメリカ大統領を輩出した一家やインド・アラブの王族、ハリウッドスターのグレゴリー・ペックやケイリー・グラントなど錚々たる顔触れが並びます。

カインドウェアは「ハンツマン」の縫製技術を取り入れつつ、日本人が着やすいように独自の製法を用いてスーツを仕立てています。

ハンツマン調印式

1974世界最高峰の縫製技術を有する「那須夢工房」設立

お客様にお届けする一着一着を大切に。
この想いは初代が創業した渡喜商店の頃から変わりません。1974年にその想いを実現するべく那須の地にカインドウェアの自家工場「那須夢工房」を設立します。
“那須”という土地を選んだのは偶然ではありません。那須はウールにとって非常に重要な要素である"温度"と"湿度"の関係が、牧羊に関して古くから歴史のあるスコットランドに極めて近い土地なのです。
このような徹底した”こだわり”が日本の最高級メーカーからの受注にもつながっています。

那須夢工房

1979英国女王陛下御用達のイアン・トーマスと技術提携

当時エリザベス女王の礼装御用の60%~70%を担当していたイアン・トーマス氏と技術提携をしました。
その結果、婦人フォーマルウェアを男性用の礼服と同レベルの品質まで向上させるに至りました。

イアン・トーマス氏が英国王室御用達を証明する表彰楯 イアン・トーマス氏 サイン
  • イアン・トーマス氏 直筆のデッサン
  • イアン・トーマス氏 直筆のデッサン
  • イアン・トーマス氏 直筆のデッサン
  • イアン・トーマス氏 直筆のデッサン

※イアン・トーマス氏 直筆のデッサン

1991英国王室御用達テーラー「ハンツマン」のオーナーに

モノづくりへのこだわりに共鳴しあった「カインドウェア」と「ハンツマン」は1991年にハンツマン社のオーナーであるパッカー氏が引退をする際に、
ハンツマン社の”思想”と”品質”を守るべく、長年の信頼関係からカインドウェアがその意思を託されオーナーとなります。

2014年に公開された映画「キングスマン」は「ハンツマン」をロケの舞台にしていることで有名です。

ハンツマン

2014創業120周年を迎える