SEWING

世界最高レベルの縫製工場
那須夢工房

栃木県大田原市。静かな町の一角に、那須夢工房はあります。従業員は100名。こじんまりとした縫製工場で有りながら、優れた設備を多く揃えたカインドウェアの自家工場です。国内外の有名ブランドのスーツも生産する世界最高レベルの縫製工場として知られています。那須カインドウェアを前身として1974年に設立して以来、宮内庁御用達の儀礼服の生産から始まり、高度な技術を要するタキシードやモーニングの縫製技術を備えた工場に発展。1985年に来日した元ラルフ・ローレン ボストン生産工場社長のレオ・ロッジ氏から学んだイタリアのレディメイドスーツの縫製工法をベースに、上質で着心地の良いスーツを日々生み出しています。

唯一無二の軽い着心地

那須夢工房の統括マネージャー、鈴木豊二氏。今年で勤続49年。

「本当にいいスーツとは、シルエットが美しくて、かつ、着ている事を感じさせないくらいに着心地が楽でなければいけないと考えています」と、那須夢工房の統括マネージャー鈴木豊二氏は語ります。袖やシルエットが立体的で身体にフィットする、美しいスーツなら数多くありますが、那須夢工房ほど軽くて疲れない、着心地のいいスーツを作れる工場は他にはないといっても過言ではないでしょう。「着心地の良さを生み出す鍵は二つ。一つ目は襟が首に吸い付く着用感によりジャケットの重みを感じさせず軽く・しなやかな着心地を実現する事。二つ目は前肩空間を生むことで前方に腕を動かす際に当たらない設計である事です。」と鈴木氏は言います。
この“ 夢のような着心地” を支えるのが、レオ・ロッジ氏から学んだイタリアの製法です。「彼の作ったスーツを初めて着たときに、まるで着ていることを感じさせないかのような軽さに感動しました。」これが原動力となり、鈴木氏は今もレオ・ロッジ氏直伝の技術を職人たちに教え続けています。

那須夢工房の生産工程は 260 ~ 300 、
熟練の職人たちの手間と技術がかけられています。

  • 無数のハ差しにより、しなやかかつエレガントなラペルロールが生まれる。ボタン付けや、裏地等を手作業で縫製

  • 各工程でオリジナルのプレス機を使用し、理想のシルエットを形作る

  • ボタン付けや、裏地等を手作業で縫製

  • 多くの仕付けを行うことで、立体的かつ型崩れが起きづらい前身頃を成形

究極の着心地とシルエット

これまでも時代の変化を見据えて新しいチャレンジを行い続け、
市場を創造してきたKINDWARE。当社の理念は、「心を豊かに」。
これは常にお客様の気持ちを大切にし、世界最高レベルの品質を誇る「商品」を通じて
心豊かな社会づくりに貢献する、という考えを表しています。
弊社が手掛ける商品は時間そしてそれが紡ぐ歴史によって、
本物という言葉に相応しい品質を備えています。
  • 260 以上の工程で生まれるスーツ

    究極の着心地と美しいシルエットを実現するべく、各パーツに手間と技術をかけ作り込んでいきます。毛芯縫製や棒衿、中間プレスなど技術と手間を盛り込んでいる為、一着縫製するまでに他の縫製工場では200工程前後のところ、最低でも260工程を要します。

  • 着心地を左右する至極の衿

    スーツの着心地を左右するのは首への吸い付きと、前肩であることと言われます。那須夢工房では地衿の麻芯のこだわりと、複雑なクセ取りにより首の太さに関係なく馴染む棒衿と呼ばれる衿を成形する高度な技術力があります。

  • 理想のシルエットを生み出す技術

    那須夢工房が考える理想のシルエットを生み出す為、特殊な設計をした特注のプレス機を使用しています。
    重要な工程を経るごとに中間プレスを入れ、理想のシルエットを表現していきます。

  • 考え尽くされた芯地

    フル毛芯(ALL CANVAS)縫製により毛芯に表素材に据え付け、立体的なシルエットと胸のボリュームを成形します。芯に関しても特殊加工した芯地を使用することで、通常よりもハリが生まれ立体的なシルエットを生み出します。型崩れがしずらく長い年月の着 用が可能です。